チェーンのメンテンスを行ったり、オイル交換を行ったりするときにメンテナンススタンドがあると便利ですよね。
で、私もメンテナンススタンドが前から欲しいなと思っていました。
ただ、GSX1300R 隼はガソリンを満タンに入れて280kgほどにもなる重量級マシンです。
そんなものを引き起こすことなんてできるのかという不安がありました。
※以下の記事にGSX1300R 隼の重量について記載しています。
そこで今回は、GSX1300R 隼クラスの重量級マシンに対しての使い方について記載します。
目次
用意するもの
以下に用意するものについて記載します。
- メンテナンススタンド本体
- メンテナンススタンド側 フック
- バイク側 リアスタンドフック(M8サイズ)
- ブレーキロック
- 高さのあるブロック的なもの
メンテナンススタンド本体
私が所有しているメンテナンススタンドがこちら、「J-TRIP JT125BK」という製品になります。
初めてメンテナンススタンドを買おうと思っているけど、どれが適合するのか分からないという人は私と同じもので良いと思います。
「J-TRIP JT125BK」の説明書にはGSX1300R 隼は全年式に対応している記載があったので問題有りません。
以下の製品は、メンテナンススタンド本体とフックがセットになっています。
お店に行くとフックは別売りなので注意してください。
リアスタンドフック(M8サイズ)
メンテナンススタンドのフックをバイク側に引っ掛けるためのフックを用意します。
GSX1300R 隼に適合するフックは「M8」または「8mm」と書かれたボルトとなります。
色については好き好きで良いです。
フロントブレーキロック
フロントブレーキロックもあった方がいいと思います。
メンテナンススタンドでバイクを持ち上げるとき、バイクが勝手に動かないようにします。
特に不要な人は1速に入れておきましょう。
高さのあるブロック的なもの
メンテナンススタンドを引っ掛けるときにサイドスタンドを地面に付けている状態だとスタンドが入りません。
高さのあるモノ(3cm~5cmくらい)たとえば、コンクリートブロックであったり木の板だったりを用意します。
※隼の重量で壊れてしまうようなモノは辞めましょう。
リアスタンドフックを取り付ける
チェーンの上側に小さいポッチの穴があります。
用意したリアスタンドフックを六角レンチで締めていきます。
反対側も同じような場所にポッチがありますので、六角レンチで締めていきます。
フロントブレーキをロックする
フロントブレーキをフロントブレーキロックを使ってロックします。
これは、不用意にバイクが動いてしまわないようにするためです。
特にこういうのは不要だという人は1速に入れてロックしておきましょう。
サイドスタンドに高さのあるものを挟む
手頃なものが無かったので私はそのへんに都合よく転がっていた木の板を使わせてもらいました。
サイドスタンドを地面に付けたままにすると傾きが強いため、ナンバーが邪魔になりスタンドが入っていきません。
※フェンダーレスなら入っていくかもしれません。
そのため、サイドスタンドの高さを少し上げて可能な限り水平に近い状態とすることでで入りやすくなります。
※水平にすると反対側へ倒れる可能性があるので、気持ちサイドスタンド側へ
隼を引き起こす
メンテナンススタンドを差し込み、メンテナンススタンド側のフックとバイク側のフックが両サイド入ったことを確認します。
左側
正面
スタンドの上に乗り、タンデムするときに捕まるバー(何ていうのか分からない)を握ります。
ちょうど背筋測定器を使うときみたいな姿勢になると思います。
思いっきりメンテナンススタンドを踏みつけ、背筋測定器を使うがごとく全力で車体を引っ張り上げます。
上手く引き起こせない場合は、メンテナンススタンドの上で飛び跳ねるように踏みつけながら引っ張り上げてみましょう。
(本当にジャンプしなくていいです。)
サイドスタンドが浮いて宙ぶらりんの状態で止まってしまっても諦めず、その状態でもう一度勢いを付けて踏みつけ、車体を引っ張り上げます。
完全にスタンドが降りると見事車体が浮きます。
メンテナンススタンドを外す
・ブレーキロックを外します。
※1速に入れている場合は、ニュートラルに戻します。
・サイドスタンドが立っていることを確認します。
・サイドスタンド側に立ちます。
・メンテナンススタンドのローラーに足を置き、スタンドごと動かないように支えます。
(間違ってもバイクのタイヤに足を置かないようにしてください。スタンドが降りたら足が潰れます。)
・バイクのハンドルを握り、前後にバイクを揺らし、少し勢いが着いた所でバイクを前に出します。
すると勝手にスタンドが外れます。
JT-125BKを使ってみた感想
GSX1300R 隼のような重量級のマシンでもちゃんとリフトアップすることができました。
初めてメンテナンススタンドを使う人は、重くてリフトアップ中に倒れるんじゃないかという不安があると思います。
4回、5回くらい上げ下げをすればなんとなくコツが分かってくるので使いやすいものであることが分かってきました。
「J-TRIP JT125BK」は日本製ということもあり品質としても安心感があります。
別売りのフック系を買ったりすると、トータル2万円なので高いですが買って間違いないなと思いました。
他の製品を使ったことが無いので比較にならないため、Amazonのレビューを少し抜粋したいと思います。
引き起こしも動画にあるように軽い力でスッと引き起こせます。
低価格のスタンドを購入した人からは重くて上がらないと聞いてたのですが…ほんの少しの力で使用できます。
2020年5月25日時点で84%の人たちが★5を付ける優良品
もう少し慣れが必要かもしれませんが、やっているウチにサクッとリフトアップすることができるようになるかもしれません。