バイクの正しい選び方を3つのステップで徹底解説!

 

夏から秋は教習所を卒業する人が増える季節となります。
それに伴い、バイク人口も増える季節でもあります。

今回は、免許も取得したことで新しくバイクを買おうとしている方に向けて正しいバイクの選び方を記載します。

STEP1. いろいろなカタログを見よう!

免許を取得するということは、将来もしくは、すぐにでもバイクが欲しいと思っている方でしょう。
免許を取得したけど、乗りたいバイクが決まっていない方は、いろいろなカタログを見てみましょう。

カタログには、バイクの写真やそのバイクのスペックが記載されています。
免許を取得する前から知識がある人は対象バイクのスペック表からどういう性能を持っているのか想像できると思いますが、ほとんどの免許取り立ての人はスペック表を見ても何がいいのか分からないと思います。
バイクのスペック表の見方については、こちらをご参照ください。

となれば、もう見た目で選ぶしかないのです。
まずは、いろいろなカタログを見て気に入ったバイクの候補を挙げてみましょう。
ただし、取得した免許の種類によって運転可能なバイクが変わるので排気量だけは確認しましょう。
もし分からないという方は下記のページをご参照ください。

補足
気に入ったバイクの候補は3つ程度まで絞り込みましょう。
どうしても絞り込めない場合は、そのバイクに「トキメキ」があるか自問自答してみましょう。
「トキメキ」を感じたバイクだけ候補に入れると絞り込むことができます。
結論
  • いろいろなカタログを見てみよう。
  • スペック表を読み解け無い人はバイクの「見た目」で選ぼう。
  • 候補がたくさんあるときは「トキメキ」を感じるかで判断しよう。

STEP2. 現物確認をしてみよう!

STEP1でトキメキを感じたバイクが販売されているバイクショップをインターネットなどで調べ、実際に出向いて現物確認をしてみましょう。
「見るだけはタダ」なので、現物確認はしっかりと行ってください。

展示されているバイクを物色する

候補には入れてないけど「あっ!これかっこいいな!」と思うようなバイクも中にはあるでしょう。
カタログで見たものだけに囚われず、一度展示されているバイクを物色してみましょう。
新しい候補になり得るかもしれません。

実際にまたがってみる

お店の許可を得た上で、実際に対象のバイクにまたがってみてください。
「地面の足付き具合」「運転体勢」「バイクの重量感」など現物を確認しないと分からないことがたくさんあります。

候補にあげたバイクを一通り試してみたらその中から候補として除外できるかをもう一度自問自答してみましょう。

可能であれば試乗してみる

もし、試乗が可能である場合は、実際に試乗してみましょう。
試乗すると「加速感」「運転のしやすさ」「バイクから伝わる振動の多さ」など、より多くの情報を得ることができます。

走行距離を確認する

走行距離が多いと値段も安くなります。
なぜかと言うと、長距離走行されているとそのバイクも段々劣化していきます。
同じ車種・同じ年式でも走行距離はバイクによって大きく異なるので、多少値段が高くてもなるべく走行距離が少ないバイクを選びましょう。
個人的な気持ちの問題ですが、中古車であれば数千kmから1万km未満なら候補にしていいと思います。
私なら、3万km以上走行されているバイクは候補から外します。(根拠はないですが、気分的に)

概算見積もりをしてみる

展示されているバイクは「車体価格のみ」表示されています。
実際に購入すると初回の整備費用やナンバーの取得費用など諸々追加費用が発生するので、興味があればお店の人に概算見積もりをしてもらいましょう。
(ほとんど無料でやってくれます。)
なお、バイクショップ側に購入すると勘違いされないよう「もし、買ったらいくらくらいかかりますかねぇ?」と軽いノリで聞いてみるといいと思います。

概算見積もりをしてもらい即決できないのであれば、「ちょっと考えます!」と言って逃げましょう。
可能であれば、複数のバイクショップへ行っていくつか概算見積もりを出してもらうと値段の比較ができるのでどこのバイクショップが安いか確認できます。

概算見積もりをしてもらったら、その値段を払っていけるのか今一度よく考えてみてください。
決して安い買い物ではないので、今の自分の給料や生活費と照らし合わせないとすぐに破綻します。

結論
  • 候補となるバイクは必ず現物確認しよう。
  • 可能であれば試乗してみよう。
  • 走行距離がなるべく少ない車種を選ぼう。
  • いくつかのバイクショップでそれぞれ概算見積もりを出してもらいましょう。

STEP3. 実際に購入してみよう!

ここまで念入りにやると、欲しいとバイクがおおよそ決まると思います。
そうなればあとは「これください!」と言うだけなのですが、その際、購入する時のポイントがあります。

値段交渉をしてみる

実際に購入するとなると再度、概算見積もりが作成されます。
その結果、「○○万円になります」と言われても「はい、そうですか」となってはいけません。
前述しましたが、安い買い物ではないので値段交渉をしてみましょう。提示された金額から安くなる可能性があります。
しかし、値段交渉も勇気のいる行為だと思いますが、少しでも安く購入できるなら背に腹は代えられないと思ったほうがいいでしょう。

一度言われた金額の10万円ほど引けるか試してみましょう。
おそらく「いや…それはちょっと」と言ってきます。
「他のバイクショップは同じ年式で走行距離もあまり変わらなかったですが、○○万円でしたけどね」と畳み掛けてみてください。
それでも「いや…」となったら、「では他店で買います。」とトドメを刺します。

「残念ですが、わかりました。」と言われたら別のショップへ行きましょう。
「10万はできないですが、この金額から5万円引きます。」とか「ETC本体とセットアップ費用などは無償でプレゼントします。」などのサービスが提案されたらその提案に乗りましょう。

支払い方法を決める

値段交渉を行い、自分が納得したなら正式見積もりを作成してもらいます。

正式見積もりの金額が提示されたらどのように支払っていくかを決めます。
たとえば、「一括現金払い」や「頭金はいくら出し、毎月いくらを何回払いで」など。

当然ですが、ローンを組むと金利が発生するので、正式見積もりの金額より多く支払うことになります。
※トータル金額まで気にする人は一括で支払える金額になるまで貯金しましょう。

任意保険は必ず加入しよう

バイクショップではそれぞれ提携している任意保険があります。
こだわりがある方は個別に加入しましょう。
ただし、納車してから正式に加入されるまでの間はくれぐれも事故を起こさないように気をつけてください。

特にこだわりがないという方は、バイクショップが提携している任意保険に加入するのが一番手っ取り早いと思います。
その際、「対人・対物 無制限」のプランにしてください。
何が起こるか分かりません。2019年9月5日に発生した京浜急行線の電車とトラックが衝突したことによる脱線事故は、おそらくとんでもない金額の請求がくるでしょう。
バイクでも同じようなことが起こる可能性は無きにしもあらずと考え必ず「対人・対物 無制限」のプランにしましょう。

同乗者保険は、タンデム走行をすることを考慮するなら加入しましょう。
絶対に誰も乗せない!というのなら加入しなくてもいいかもしれません。

その他の保険については、以下に記載します。

盗難保険

盗難保険は、可能であれば加入しましょう。
せっかく頑張って購入したバイクが盗まれたらショックも大きいはず。
お財布と相談して盗難保険の加入を検討してみるといいでしょう。

車両保険

バイクは、車と違って立ちごけする場合や事故などによって傷だらけになる可能性があります。
そんなときのために加入しておくと金銭的にも助かる車両保険ですが、これは好きにしていいと思います。
中古だし、練習だからと思えば別にいいやということであれば未加入でもいいと思います。
こちらも自分のお財布と相談して決めましょう。

結論
  • 値段交渉は必ずしましょう。
  • 月々の支払い方法などはバイクショップの方のアドバイスを受けながら決めましょう。
  • 任意保険は必ず加入しましょう。
  • その他の保険は自分のお財布と要相談

最後に

いかがでしたか。
免許を取得したら自分のバイクに乗っていろいろ出かけたくなりますよね。
また、自分が気に入ったバイクに乗らなければすぐに乗らなくなり、バイクが可愛そうな状況となってしまいます。
そのためにもバイク選びはとても重要なので、このサイトを見て役に立ったと思ったらTwitterの「いいね」やFacebookの「シェア」をお願いします。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事