カウル外し系の記事は自分でやるのも面倒なのでお店任せにしてきたのでやってこなかったんですが、やる機会があったので載せてみようと思います。
ていうことで今回は【リアカウル】の外し方についてご紹介したいと思います。
他のサイトでこれらを検索すると「ネジ外してクリップ取るだけで取れます。簡単でしょ。」みたいなのをサラッと書いてあって、写真もめっちゃテキトウで超絶雑な記事ばっかりだったので自分でやろうと思ったとき結構苦労しました…
なお今回は08以降のGSX1300R 隼のリアカウルを外したいと思います。
用意するもの
リアカウルを外す際には以下の道具を用意する必要があります。
- 細めのプラスドライバー (号数?には詳しくないので分かりません…)
- 太めのプラスドライバー (同上)
- 六角レンチ一式 (六角ネジのサイズが場所によって違うので複数の種類を用意)
ちなみにこちらに記載したものは隼に標準で備え付けられている工具類があるので別途用意する必要のあるものは細めのドライバーくらいです。
自前で使っている工具があればそれらを使ってもいいと思います。
作業概要
以下に作業概要について記載します。
- タンデムシートを外す
- シートを外す
- 各種ボルトを外す
- リアカウルを外す
タンデムシートを外す
まずは、タンデムシートを外します。
普通に隼の鍵を使って開けましょう。
取ったは良いものの汚ねぇ…
シートを外す
次に運転席側のシートを外します。
隼のシートはボルトが2本で止まっているだけなので外すのも簡単です。
シートの中間くらいにボルトが両サイド1本ずつあるので六角レンチで回せば取れます。
非常に硬い場合があるので手の怪我やカウルを傷つけないよう注意してください。
ボルトを外したらシートを前後に動かせば外れます。
各種ボルトを外す
○で囲ってあるボルトをそれぞれ外します。
下の細い○は見切れてしまって申し訳ないのですが、クリップ式で4本止まっているので中央のボタンを細いドライバーで突っついてやれば取れます。
また、画像の真ん中にあるワイヤーと画面右上の電源配線用のカプラーも外します。
ワイヤー部分もカプラーも結構硬いので手を怪我しないように注意してください。
続いて○で囲ってあるボルトを両サイド外します。
こちらも六角レンチを使えば外れます。
続いて○で囲った部分あたりを下から覗き込むと2本のクリップがあります。
左側の○のところはこの位置
右上の○のところはこの位置
これらのクリップの中央にあるボタンを細いドライバーで突っついてやると取れるようになります。
このクリップは両サイドにあるので反対側のクリップも外しましょう。
リアカウルを外す
ここまでボルト類を外すとリアカウルがプラプラ状態になるので両サイドを少し広げて後ろに引いてやると写真のようにゴッソリ外れます。
そんなしょっちゅう外すようなこともないのでめっちゃ汚くなっていると思いますので掃除してあげましょう。
外したカウルがこちら
テールランプとリアウィンカーの配線があるだけです。
リアカウルを戻すときの注意点 ① ワイヤーの取り付け
リアカウルを戻すときに一番注意しなければならないのは、「各種ボルトを外す」で最初に紹介した「ワイヤー」の部分です。
鍵を挿して回すとこのワイヤーが動きタンデムシートが外れる仕組みになっていますので、このワイヤーを付け忘れてシートを付けてしまうと二度と外れなくなります。
もしやらかしてしまった場合、もったいないですがシートを破壊しましょう…
※タンデムシートではなく、いわゆる「コブ」を使用していた場合も同様に破壊しましょう…
リアカウルを戻すときの注意点 ② ランプの点灯確認
カプラーが正しく接続されているか確認を行うため、隼の電源を入れ、ブレーキランプやウィンカーが点灯・点滅するか確認しましょう。
もし、光っていなければ正しく接続出来ていないので今一度電源周りを確認する必要があります。