もはや必須!バイク用ドライブレコーダーの必要性とは

ここ最近ではドライブレコーダーの需要が昨年と比べてより一層高まっている。
その主な理由として、車間を極端に縮めて後ろをつけてきたり、飛び出しなどがあったわけでもないのに急ブレーキをかけて後続車を驚かせたり威かくしたりするいわゆる「煽り運転」が横行しているせいだ。
しかし、煽り運転は今に始まったことではないが、SNSの普及により注目が集まっている。

そんな中、「もし、事故に遭ってしまったら」「もし、煽り運転の被害にあったら」というもしもの時に備えてドライブレコーダーを装備する車が多くなった。
だが、バイク用のドライブレコーダーは現段階でそこまで注目を集めていない。
とは言ってもバイクは、煽られないかというとそうでもないし、事故に遭う可能性も十分にある。

今回はそんなバイク用のドライブレコーダーについて記載する。

車用とバイク用のドライブレコーダーの違い

ここ最近では車用だけでなくバイク用のドライブレコーダーも増えている。
車用とバイク用のドライブレコーダーの大きな違いは、主に以下の2つ

  • 耐振動性
  • 耐水性

1つずつ解説していく。

耐振動性

車はバイク違って振動が少ない。
故に車用のドライブレコーダーの耐震性はあまりないが、バイクの場合は直接振動が伝わってしまうため、耐振動性に優れている。
バイク用は大きな振動による故障も少ないが、振動によるブレ補正も優秀である。

動画の撮影に人気のGoProは「ハイパースムーズ機能」によりブレがほとんどないため、鮮明な動画撮影が可能だ。
そのため、万が一の事故などでもSDカードさえ無事であればその鮮明さにより決定的な証拠となり得る。
だが、GoProはあくまで「ウェアブルカメラ」でありドライブレコーダーとしても使うことも可能であるが1個あたりの値段が5万円前後と高額なため、前方用だけならまだしも後方まで装着しようとすると中々手が出ない上に勿体無いスペックでもある。

かくいう筆者もGoPro HERO 7 Blackを所持しているが主な使用用途は、走行中の景色の撮影と前方のドライブレコーダーを兼用している。
最近では、1万円~2万円でバイクの前後の撮影が可能なドライブレコーダーも増えてきたことから購入を検討してみるのもいいだろう。

耐水性

車用とバイク用のドライブレコーダーの主な違いの2つめは「耐水性」だ。
当然ながら車は雨に降られても内装が雨に濡れることはない。
しかし、バイクは雨に降られれば濡れてしまう。
このことから耐水性にも優れていなければならない。

雨に濡れて水没してしまっては元も子もない。

値段の違い

バイク用のドライブレコーダーは「耐振動性」と「耐水性」の2つが必須であるため、多少高い傾向にあるがAmazonなどで見てみると意外と値段の差はない。

「安かろう悪かろう」で物を言うわけではないが、あまり安いものは買わないほうが懸命だ。
なぜなら、耐振動性やブレ補正が微妙だと振動によりかなり映像が歪んでしまいせっかくの証拠映像も見れたものではなくなるからだ。
インターネット通販で買うにしろ、店頭で買うにしろ評価をしっかり確認してから購入を検討するべきである。

SDカードの容量

SDカードの容量は、重要な要素であると考える。
何故なら容量が小さいとすぐにいっぱいとなってしまい、容量不足で録画が中止になってしまっては何かあった際証拠そのものが無くなってしまうからだ。

では、どのくらいの容量が望ましいのか。
当然ながら、SDカードの容量が大きければ大きいほど長時間撮影は出来るがその分値段も上がってしまう。
また、カメラの仕様にも左右され最大容量はしっかり確認してから容量を決めるべきである。

またGoProの話になってしまい申し訳ないのだが、GoPro HERO 7 Blackは256GBまで対応している。
筆者は128GBのマイクロSDカードを所持している。
この容量でどのくらい撮影が可能かと言うと「4K 60fps」の超高解像度で4時間の撮影が可能だ。

安いからと言って「32GB」などの容量の小さいSDカードを選んでしまうとすぐに容量がいっぱいになり撮影が中断されてしまうため注意したい。
だが、「ループ」機能を活用すれば容量が小さくても一定の時間撮影されたら古いデータは削除され新しいデータが上書きしていくので問題ないが、万が一事故などを起こしてしまった場合、データがループ機能により失われてしまうリスクもあるため、やはり大容量のSDカードを選ぶべきであると考える。

実際の映像

実際にGoProで撮影した動画はこちら
(Youtubeへアップロードした際の自動エンコードにより若干映像はよろしくない部分もある)

【余談】煽り運転の被害に遭わないためには

余談だが、煽り運転をする人間は主に高速道路でその本領を発揮する。
このような人間は、右側の追い越し車線が大好きだ。

高速道路に入ってから目的地に着くまで基本追い越し車線しか走らない。
この時点で「道路交通法第20条『車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。』」に違反している。

だが、そんなことは煽り運転をする人間には関係ない。
追い越し車線に自分が今まで出してきたスピードに達していないと極端に車間を詰めて煽ってくる。
煽り運転の被害に遭わないためには、追い越し車線で追い越しをしたらすぐに走行車線に戻ることだ。
上記にも記載したが、煽り運転をする人間は右側車線が大好きであるため、走行車線にいれば余計なトラブルに巻き込まれずに済むというわけだ。
(渋滞している時に煽る頭のイカれた人間もいるが、そういう人間はドライブレコーダーで撮影しておきながら無視したほうがいい。)

最後に

GoProのような高性能カメラを買えとは言わないが、ドライブレコーダーは現代社会において必要不可欠と言っても過言ではない。

何かトラブルと遭遇してしまった際は、証拠が全てであり、相手が悪くても証拠がなければ100%相手の責任にはならない。
後方からの追突事故なども可能性として無いわけではないため、前方と後方で取り付けるのが理想であるが、前方だけでもまずは取り付けておきたい。

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