ここ最近、雨も多く梅雨の時期が近づいているのではと思わせられますね。
そして、梅雨が明ければ夏になります。
夏は夏で大気が不安定になり突然のゲリラ豪雨に見舞われる場合もあります。
このような時期はバイクでどこに行くにしてもレインコートを持ち歩くのは必須と言えます。
そこで今回は、以前私が購入した「RS TAICHI(タイチ) ドライマスター」の性能について記載したいと思います。
ドライマスターとは
RS TAICHI公式ページによると「ドライマスター」は以下のように記載されておりました。
耐水圧10,000mm、透湿度10,000g/m2/24h(初期値)を合わせ持つドライマスターが走行時の雨水を防ぐとともに、湿気を排出しスーツ内を快適に保ち、優れたコストパフォーマンスを発揮。雨水に濡れても高い反射効率が得られる、雨天専用リフレクターを採用しました。透湿機能を備えて、通勤からツーリングまでオールマイティに対応。レインスーツに欲しい機能をしっかり備えた、現在のスタンダードとも言えるモデルです。
このドライマスター耐水圧10,000mmまで耐えられるのは驚異的ですね。
って言っても「耐水圧10,000mm」ってどのくらい?ってなりますよね。
耐水圧とは、レインコートや防水系グッズなどに使われている防水性の生地がどれだけの水圧に耐えられるかを表す数値となります。
そして耐水圧 10,000mmとは一般的に大雨クラスを指します。
そのため大雨(ゲリラ豪雨等)に見舞われた場合でもRS TAICHIのレインコートは耐えることができるということになります。
そしてもう一つの記述である『耐湿性 10,000g/m2/24h』ですが、これはどの程度なのでしょうか。
レインコートは、雨を通さないが故に風通しも悪く着ているだけ蒸れたりします。
「耐湿性」は汗などの湿気をどの程度透過することができるかを表す数値となります。
※m2/24:素材1平方メートルあたり、24時間で10,000g(10kg)分の水分を透過させることが可能という指標
一般的な蒸れにくさの指標:最低5,000g以上(可能であれば8,000g以上)
一般的な汗のべたつきにくさ:最低10,000g以上(可能であれば20,000g以上)
ドライマスターを着てみた感想
私が購入したレインコートは『RS TAICHI バイク用レインスーツ ドライマスター レインスーツ RSR045』というものになります。
実際に手に取ってみた感想
実際に手に取って触ってみたり着てみたりした感想について記載します。
- しっかりと作り込まれている感のある感触です。
- 薄っぺらくありませんでした。
- ズボン側は若干ペラッペラ感はあります。
- 着てもごわごわしませんでした。
- 身動きも取りやすいと感じました。
実際に大雨の中を走行してみた
上記の写真は2019年4月30日に撮ったものとなります。
(購入日は2019年4月28日頃)
何しに鳥取まで行ったかって?
写真を撮った翌日は「令和」が始まる5月1日だったのでBASE8823で『令和記念』がやりたかったからw
で、行くのはいいのですが、この日の週は全国的に雨が降り続くとても不愉快な天気だったのを覚えています。
当然出発する時点で雨が降ることは想定済みだったので、最初から『RS TAICHI バイク用レインスーツ ドライマスター レインスーツ RSR045』を着て出発しました。
東京から鳥取県まで約650kmの道のりで14時間雨に打たれ続けた結果、中に着ている衣服が濡れることはありませんでした。
この結果には自身も驚きですが、14時間雨に打たれ続けると雨粒1つ1つがウザったい←
今まで使用していたレインコートは、せいぜい3時間もすれば「湿ってきたなー」という感じになりましたが、『RS TAICHI バイク用レインスーツ ドライマスター レインスーツ RSR045』は全くそんなことありませんでした。
安かろう悪かろうで言うわけではありませんが、レインコートにしては少々値段が高いと思いましたが、やはり高いのにはそれなりの理由があることが分かりました。
個人的に思った惜しい点
個人的に惜しいなーという点は以下の3点
- フードが欲しいと思いました。(別の商品で存在するかもしれませんが)
- 若干蒸れる感は否めないなと思いました。(レインコートの性質上仕方がない部分あり)
- 冬場には向かない
服装としても特段カッコ悪いデザインではないので、雨が降りそうなときに傘を持ち歩くのも面倒なのでこれを着て出かけられたらいいのですが、バイク用のレインコートにフードは不要ということなのか付いていませんので惜しいなぁと思いました。
そしてレインコートの宿命ですが、若干蒸れがある気がします。
でかけたこの日は、まだ4月で若干寒いはずなのに走行中も暑さがありました。
個人的総合評価
私が実際に使ってみて感じた「使用感」「濡れにくさ」「蒸れにくさ」等々の総合評価は…
惜しいなと思う部分も多少ありますが、あくまで個人的な要望が強いため大したマイナスではありません。
もし、バイク用のレインコートを探しているのであれば、こちら買って損はないと思います。(高いですが…)
なんと言っても14時間耐えたほどの品なので…!
おまけ
冬でもバイクで出かけたいけど雨も心配
そんな人におすすめの商品を数ヶ月前に発見してしまったのです。
それがこちらワークマンの『イージス360゜(サンロクマル)リフレクトDENIM(デニム)パンツWM3640』というズボンと『イージス360゜(サンロクマル)リフレクトDENIM(デニム)ジャケット』ジャケットです。
私はズボンだけ買ってみたのですが、生地が分厚くめちゃめちゃ暖かいです。
性能的にもRSタイチのドライマスターと変わらないのに値段が安い。
ドライマスターはどちらかと言うと春や夏の時期に適したレインコートですが、こちらは冬の時期に適したレインコート兼防寒着と言ったところです。
レインコートを重ね着しなくて済むので動きが鈍くなることもなく便利です。
ズボンしか試していませんが、ズボンの重ね着ができます。防寒着としてバッチリ。
で、雨はどうかというと…まだ試していないので分かりません()
でも、まあ私はワークマンを信じていますので問題ないでしょう!←