最近某SNS見てると頭の悪いバイク乗りが多いなと感じることが多くあります。
今回はほとんど愚痴に近いかもしれませんのでご了承ください。
※あくまで持論です。
目次
誰とも知らない個人が企画したツーリングにむやみに参加する
SNSでツーリングの参加者を募っている人を見かけます。
バイク乗りの仲間を増やすには良い機会でもあったりします。
ただ、オーナーズクラブのメンバーや企業が企画したツーリングであれば初めて参加する場合においてもその人のことを気にかけてくれますが、一個人が単純に呼びかけているだけのツーリングに参加するのは危険だと考えています。
- 周りがどんな運転をする人なのか分からない
- 周りを気にかけてくれるリーダなのか怪しい
- 何でも自己責任にしたがるツーリング企画者 など
ということで、1つずつどんな危険性があるのか見ていきたいと思います。
参加者がどんな運転をするひとなのか分からない
安全運転を心がける人もいれば、飛ばしていく人もいます。
また、速いスピードですり抜けするのもお構いなしの人たちばかりという可能性もあります。
オーナーズクラブや企業が企画したものであれば、そういう運転をする人はいないですが一個人での呼びかけに応じるとこういう人達とツーリングする羽目になり楽しくありませんし、何より事故に遭う確率が高まります。
もし、SNSでの呼びかけに応じようと思っているのであれば、どんな人なのかを知ってからにした方がいいでしょう。
周りを気にかけてくれるリーダなのか怪しい
たとえばインカムを持っている人持っていない人いると思います。
インカムを持っていない人に対して、はぐれてしまった場合の待ち合わせ場所や目的地を伝えてくれる人であればいいのですが、インカム勢だけで話を決めて決まったことをインカムを持っていない人に伝達せずどこ行くのかもよくわからない状況にしてしまわないかなどがこれにあたります。
他にもツーリングのグループに初心者がいれば初心者に合わせた走行ができる人なのかといったことも重要になります。
そんなこともお構いなしに飛ばしていく人やすり抜けを強要するようなリーダがいるツーリングへは参加しない方がいいです。
とは言ってもどっちに転がるか分からないのが個人の呼びかけで企画されたツーリングなのでどういう人なのか見極めてからでないと後悔することになります。
なんでも自己責任にしたがるツーリング企画者
バイクに乗る以上原則「自己責任」なのは当然です。
ですが、最近では「制服ツーリング」やら「コスプレツーリング」とかいう訳らの分からないツーリング企画をたてる人がいます。
明らかに安全性が配慮されていないツーリング企画へむやみに参加するのは危険です。
こういった企画に参加する女性は、スカートに生足状態でバイクに乗ってる人もいますし、男性でも生地が薄い服装のまま乗ってますし、明らかに安全性を無視しています。
何かあっても自己責任なのは分かりますが、安全性に配慮していない企画者のツーリングには参加しないことです。
公道をサーキットと勘違いしてる
峠道でかっこつけて膝すりして走ってる人がいます。サーキットと勘違いしてるのでしょうか?
絵は汚いですが、例えば峠道において何等かによって前の車が止まっている、あるいは渋滞している状態があったとします。
この状態で膝すりカーブで曲がると間違いなく影に隠れた車と衝突します。神回避できたとしても対向車線から走ってくる車と正面衝突する可能性もありえます。
そういう可能性があることを考えないで走る人は頭が良いとは言えませんし、運転が上手いとも思いません。
急カーブを膝すりして曲がる運転がしたい人はサーキットでやりましょう。
いつ事故に巻き込まれるか分からないので峠道行くときは変な恐怖感があったりします。
安全に配慮した走行ができない人は自称「運転が上手い」という考えを改めるべきです。
過去に運転が上手い人・下手な人について記事をかいていますので興味があればご参照ください。
事故りました。散りました報告をする
「追突された」「当て逃げされた」とかなら気持ちは分かります。
ただ、普通に自分の過失によって発生した事故で「事故りました。」「散りました。」私かわいそうでしょ と言わんばかりにSNSに投稿する人はただただ頭悪いとしか思えません。
これ以上言うことも特にありません。
バイクをノーメンテで走る
バイクに限らず車もそうですが、ノーメンテで走る人が少なからずいます。
例えば、エンジンオイルを交換しないで乗り続けエンジンが焼き付いて動かなくなるだけなら被害は自分だけですが、ブレーキが効かなくなったりすると他人を巻き込む大惨事になりかねません。
車両は走る凶器です。機械なのでメンテナンスしなければ故障もします。
暴走した車両に引かれたら被害者はたまったものではありません。
全部自分でメンテナンスしろとは言いません。
分からなければお店の人にやってもらえばいいのです。
また、メンテナンスをする時間が無いと言い訳する人は誰かの命を奪ってからでは遅いのでバイクを降りましょう。
メンテナンスもされず、だれにも乗ってもらえなければバイクがかわいそうです。
任意保険に入らない
バイクの保険加入率は約4割だそうです。
つまり、6割は無保険でバイクに乗っていることになります。
こういう人も何かあったときのことを考えていませんので頭が悪いとしか言いようがないです。
事故を起こしてしまったら多額の賠償金を払う羽目になります。
任意保険に入っていれば多額の賠償金は保険屋さんから支払われるので自分の出費はかなり抑えることができます。
それを理解していないのか、「月額費用を払うのが嫌だ」とか「高い」とか言って払わない人は1回事故って何故任意保険に入らなかったのか後悔すればいいとすら思います。
これは偏見ですが、そういう人は「あの時任意保険に入っていなかったからこれだけの金を支払う羽目になった。みんなは必ず保険に入ろう」という説得力がありそうで全く無い注意喚起をしたがります。
軽装の状態で勝手に事故って怪我したからみんなはプロテクターしましょうと語る人と同じですね。
さいごに
総じて言えることはバイクは車よりも「危険な乗り物」という自覚が薄い人が多いと思います。
「何故事故を起こすこと前提なのか」と発言する人もいますが、常にリスクと隣り合わせであることを自覚すれば軽率な行動はとらないはずです。
安全に楽しく1日を終われるようにするのがライダーの務めです。
しかし、事故はいつ起こるか分かりません。
万が一があっても「不幸中の幸い」で済むよう一人ひとりが意識することでリスクは大幅に減らせることができるので皆さん今一度気を引き締めてバイクライフを楽しみましょう。