『スパークプラグ』を交換しないとどうなるのか

2020年1月3日 ライコランド 東雲店が新年初営業だったため、GSX1300R 隼のスパークプラグの交換を行ってきました。
毎年1年点検または車検時にスパークプラグは交換していましたが、今回の車検では交換しませんでした。(予算の都合により)
私は都合上1年で3000km~3500km程度しか走れていません。
車検時にスパークプラグを交換しなかったため、4500kmほどの走行となりました。

スパークプラグとは

スパークプラグの見た目はこんな感じです。
長さは大体10cm程度、幅は大体2cm程度でしょうか。
そこまで大きな部品ではありません。

スパークプラグは、主にエンジン内で燃料と空気の混合物を発火させるために必要な部品となります。
分かりやすく言えば、ライターに火をつけるときにパチッと火花を散らして中のガスに火をつけるような役割をします。
他にもガスコンロにも例えられたりしますね。

この部品は「気筒数」により購入する数が決まります。
たとえば、GSX1300R 隼のように4気筒エンジンを積んでいる場合は1気筒あたりスパークプラグ1個使うので4気筒なら4個必要になります。

スパークプラグの値段

私が先日交換したスパークプラグは、「NGK イリジウムプラグ (ネジ形/ターミナルなし)1本【6289】CR9EIA-9 スパークプラグ」という製品になります。
ライコランド 東雲店で購入しましたが、消費税込みで大体1800円前後なのでAmazonで売られている値段と差はほとんどありませんでした。
GSX1300R 隼は4気筒エンジンのため、1800円×4個で7200円ほどでした。

スパークプラグの交換は比較的簡単な部類という情報もありましたが、扱いを誤るとエンジンに悪い影響が出てしまう可能性もあることからお店でお願いしました。

ライコランド 東雲店でスパークプラグを交換する場合、1気筒あたりの工賃が2200円、4気筒なので8800円の工賃となり、合わせて16000円の出費となってしまいました。

スパークプラグを放置するとどうなるのか

スパークプラグは、エンジンをかけるとき以外にも常に火花を散らしています。
とても過酷な環境下で仕事をしているため、長いこと同じスパークプラグを使用していると焼けたり、ススまみれになったり、形が変形したりすることがあるようです。


こちらは拾い物の画像ですが、私が交換したときも中々に真っ黒でした。
整備士さん曰く、削れてる部分もあるし、ススの付着も多くあったといわれました。

これらを放置すると火花を散らしにくくなりエンジンがかかりずらくなることがあります。
現に交換する前は、バッテリーも交換したばかりであるにも関わらずエンジンのかかりが悪いなと感じていました。
スパークプラグを交換してからは一発でかかるようになり、こまめな交換が必要であることを改めて認識した次第です。

スパークプラグを交換せず、長距離乗っていると最悪走行中にエンジンが止まってしまうなどの現象も発生する可能性があるらしいですね。

スパークプラグの交換時期

スパークプラグのメーカであるNGK社によると、スパークプラグの交換時期は、以下の通りだそうです。

【一般プラグ、イリジウムIXプラグを含む片貴金属プラグの交換距離の目安】

四輪車15,000~20,000km
軽四輪車7,000~10,000km
二輪車3,000~5,000km

 

【MotoDXプラグの交換距離の目安】

四輪車
軽四輪車
二輪車8,000~10,000km

引用元:NGK社 交換時期、誤解していませんか?より

一般的に1年の走行距離は5000km前後が一番多いようなので、1年に1回の交換を目安にするべきでしょう。
※あくまで目安であることに注意

スパークプラグの選び方

一番楽な方法はやはり、お店の人に「〇〇(車種名)のスパークプラグをください」というだけでいいと思います。
GSX1300R 隼に適合するスパークプラグは上記に記載した通りとなります。

こだわりがある場合は、予め欲しい品番を確認しておきましょう。
この時自分のバイクに適合するかをしっかり確認しましょう。
また、自分で購入する場合、自分が乗っているバイクの気筒数を確認して、その数分スパークプラグを購入しなければならないことは念頭に入れておいてください。

スパークプラグの交換方法

スパークプラグの交換方法についてはこちらをご参照ください。

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