バイクを売却するすることをご検討中の方はたくさんいると思います。
バイク人工が減ってしまうことは、私としても悲しいです。
また、バイクを売ることを検討されている人には様々な理由があります。
でも、せっかく売るなら高く売りたいと思うのは当然のこと。
そこで今回は、バイクを売るときの注意点と高く売る方法について記載したいと思います。
目次
売却方法の種類
バイクを売却する方法として、概ね以下のようなものがあります。
- 中古車取扱店で売る
- 個人間で売る
上記の項目は、ほとんどの人が知っている売却方法となります。
それぞれの項目において高く売る方法と注意点について記載します。
バイク買取業者(中古車取扱店)で売る
中古車取扱店は、有名なところで言えばバイク王
また、他にもスズキならSUZUKI WORLD、カワサキならKAWASAKI PLAZA、ホンダならHONDA DREAM、YAMAHAならYSPなど主に新車を取り扱っているお店でも売却することが可能です。
では、こういった中古車取扱店でバイクを売るときのメリットとデメリット、注意点等はどうなのでしょうか。
中古車取扱店で売却するときのメリット
中古車取扱店でバイクを売るときのメリットは、以下のようなものがあります。
- めんどくさい書類関係を全部やってくれる
- ローン中でも売却できる
- 取引がスムーズに行われる
- 別のバイクに乗り換える場合、売却価格を上げてくれる場合がある
めんどくさい書類関係を全部やってくれる
まず、めんどくさい書類関係を全部やってくれます。
どういったものがあるかというと、たとえば「名義変更」であったりローンを完済していれば「譲渡証明書」の発行であったり色々めんどくさい書類があります。
これらを一括してやってくれるのは大助かりです。
私はローンを完済したあとの完済証明書であったり、譲渡証明書であったり、名義変更を自分でやってみましたが、トータル1週間ほどかかりました。
また、名義変更は陸運局で行いますが、平日のみだったので行くタイミングを見つけるのがネックでした。
ただ、実際やってみた感じ時間はかかりましたが、やることは単純だったのでやろうと思えば自分でもできます。
ローン中でも売却できる
今のバイクがローンの支払い中の場合、厳密に言えばバイクの持ち主はローン会社またはバイクを買ったお店となります。
バイクを使用しているのは自分でも実際の所有権は、自分ではないため勝手に売却することはできません。
しかし、大手の中古車取扱店では、フォロークレジットと呼ばれる制度によりバイクを売却することができます。
フォロークレジットは、現在のバイクのローンをバイクの買取店が肩代わりし、肩代わりした金額からバイクの売却額から引いてくれます。
ローンの残額よりもバイクの売却額が上回れば、その分手元に戻ってきます。
ローンの残額の方が上だった場合は、残りを一括で支払うか新たなローンとして組み替えることができます。
この場合金利が高くなる場合があるようなので、可能な限り一括で返済してしまいましょう。
取引がスムーズに行える
バイクの買取業者は、日々たくさんのバイクを取り扱っているため、取引マニュアルのようなものが揃っています。
これにより、取引をスムーズに行うことができます。
顧客(この場合自分)の相談にも応じてくれることが多く、多くのメリットがあると言えます。
自分側の作業としては売買に関する不明点を明確にし、納得したら売却契約にサインするだけなのでとても簡単です。
別のバイクに乗り換える場合、売却価格を上げてくれる場合がある
自分のお店で新たにバイクを買ってもらえるなら多少優遇しようと言った具合に売却価格を上げてくれる可能性があります。
これは売却というより下取りと言った方が良いかもしれません。
「まあこんなもんかな」と思っても提示された金額をそのまま受け入れるのではなく、1度は「交渉」をはさみましょう。
納得しなければそのままやめればいいですし、ある程度納得している金額を出されたのであれば、交渉できなくてもそのまま売却すればいいのです。
高くなる可能性があるのなら1度は交渉にチャレンジしてみましょう。
中古車取扱店で売却するときのデメリット
次に中古車取扱店でバイクを売るときのデメリットについて記載します。
- トラブルが発生しないわけではない
- 個人で売った方が高くなる場合がある
個人売買よりトラブルに発展する可能性が低い
大手だからと言ってトラブルに発展する可能性が無いわけではありません。
格安で買取を要求されたりすることもあるそうです。
以下バイク王の口コミで記載されていた内容になります。
はじめに悪い評価を見てみましょう。
【悪い評価】
レッドバロンの査定額が90万円に対して、なんとバイク王はたったの50万円でした。しかも、何やら担当者(おっさん)は僕に対して分からないであろう専門用語を並び立てて自信満々に金額提示してきたのです。僕が若かったためか、バイクの知識があまりなかったためか、完全に足元を見られているようでした。流石にこれだけ差額があるとは思ってもみなかったため、あっけにとられました。話にならないと感じたため早々に帰ろうとすると、担当者は慌てて「おいくらご希望ですか!?」とたずねてきましたが、無視して帰りました。
こういったトラブルは少なからずどの業者でもあります。
次に良い評価を見てみましょう。
【良い評価】
結果から言ってしまうと、1回目同様大満足の買取をして頂きました。
バイクトークはもちろん、引っ越しのアドバイスまで頂いて、査定額も他社を圧倒的な実力でぶち抜いてくださいました。
これだけでバイク王に売るには十分な理由なりえたわけですが、それを絶対的な物にしたのは査定員さんのバイクの扱いでした。
バイクを査定している時、バイクに対して「この子」と仰ったのを見て、「あぁ、この人は本当にバイクが好きなんだな」と心打たれました。
結局のところ「良かった」「悪かった」というのは査定を行う人によるので「運次第」でしょうか。
個人で売った方が高くなる場合がある
買取業者で売却すると、買い取ったバイクを再度整備しなおしてから店頭に並ぶ関係上、どうしても売却価格が抑えられてしまいます。
これは仕方のないことなので割り切るしかありません。
それでもやはり、少ないリスクで売却出来るなら私はその方がいいと思います。
バイク買取業者(中古車取扱店)で売るポイント
バイク買取業者を使用してバイクを売るときのポイントについて記載します。
まずは、数社呼んで相見積もりをしてもらいましょう。
1社だけの場合、その価格が妥当なのかという判断がつきにくく、他のところだったらもっと高く売れた可能性もありあとあと後悔が残る場合があります。
そうならないためにも売却額の査定は複数社にしてもらったほうがいいと言えます。
先程も書きましたが、金額は査定を行う人によるので当たり外れがあることもお忘れなく。
もし不運にもめんどくさいタイプに当たってしまった場合は日を改めるべきだと思います。
個人で売る
個人で売る方法として、オークションやフリーマーケット系のアプリで売却を行うというものがあります。
では、オークションやフリーマーケット系のアプリで売却を行うメリットとは何かについて記載していきます。
オークション・フリーマーケット系で売ることのメリット
まず、価格を自分で設定出来る点にあります。
買取業者にて買い取ってもらうときは査定を行う人が金額を決めていましたが、出品者は自分になるので「このくらいで売れたら満足する」という価格を決められます。
その価格であっても買いたいという人がいれば購入されますし、その価格じゃ誰も買わないと分かれば売れないので丁度いい駆け引きが難しいところ。
オークションやフリーマーケット系で販売することを考えているのであれば、まず相場を知るためにも一度買取業者へ無料査定を行ってもらうと良いでしょう。
余力があれば複数社査定を行ってもらい、ある程度相場が分かった上でオークション等へ出品すると販売しやすくなります。
また、先程記載したとおり、買取業者は次に販売するため買い取ったバイクを整備しなければならず、その分のコストを引いています。
そのため、査定額そのまま出品するのであれば、買取業者で販売した方が手続きも楽なのでそれよりも価格を少し高めにしても良いかもしれません。
オークション・フリーマーケット系で売ることのデメリット
オークションやフリーマーケット系には業者も入っている場合があるので、相手が業者であればそれほどデメリットはありませんが、この手の取引はほとんどが「個人」が相手なのでデメリットも多くあります。
では、どんなデメリットがあるのか記載していきたいと思います。
- ほとんどが自己責任
- ローンを返済中には売却できない
- 取引がスムーズに行われるかは相手次第
ほとんどが自己責任
個人間のやりとりがほとんどなので、何が起きても自己責任になるのが一番怖いところです。
たとえば、名義変更に焦点当ててみましょう。
売り手(自分)が買い手に「名義変更は必ずしてください」と言っても、その場では「分かった」と言いつつめんどくさいからと放置されるケースがあとを絶ちません。
この場合、どのようなことが起きるのか記載します。
- 軽自動車税の納付書が売り手に届く(毎年5月に来るアレ)
- 買い手が事故を起こすと売り手に警察から連絡が来ることもある
- 事故が発生したことによる賠償責任を売り手が追う可能性がある
- 交通違反(オービス等による速度超過検知 など)で検挙されると通知が売り手に行くことがある
自分はバイクを持っていないのにこれらのことが発生してしまうと目も当てられません。
買い手に連絡しようにも買い手は連絡を拒否する可能性もあります。
そうなると、別の手続きが必要になり余計面倒ですし、損を被るのは売り手となり絶望しかありません。
個人売買というのはこういうリスクがあることを知った上で行いましょう。
ローンを返済中には売却できない
これも先程書きましたが、ローンを返済中の場合、所有権はあなたではなく、ローン会社またはバイクの販売店になるので勝手にバイクを売ることはできません。
人のものを勝手に売られたら怒るのは当然です。
もし売却するのであればきっちりローンを完済して名義変更を行うか、バイクの買取業者を経由して売却しましょう。
取引がスムーズに行われるかは相手次第
個人間の取引で最もめんどくさいのが買い手がどんな人かわからないという点にあります。
スムーズに取引に応じてくれる人もいれば、ゴネたり文句を言ったりめんどくさい奴もいます。
どんな人が来るかはもう「運」としか言いようがありません。
売り手は買い手の圧力に屈せず断るときは断る勇気を持つべきでしょう。
さいごに
結局「売買」というのは「人と人」なので、相手が業者であろうと個人であろうとトラブルもあればスムーズに行くこともあります。
そのため、行き着く先はすべて「運次第」となります。
ただ、個人で売買するリスクはあまりにも大きいので可能な限り買取業者で売買してもらう方がリスクが少なくて済みます。
もし、今バイクを売ることを検討しているのであれば、参考になると嬉しいです。