みなさんはバイクのブレーキパッドをしっかり交換していますか?
ブレーキパッドは、ブレーキをかける際に必要でとても重要な部品となります。
こちらは消耗品であるため、定期的に交換していないとブレーキが効きづらくなり危険です。
ブレーキパッドとは
ブレーキパッドはバイクのブレーキ部分にある部品となります。(見た目は下図の通り)
回転するタイヤを止めてくれる重要な部品ですので、定期的な交換が求められます。
ブレーキパッドは主にディスクブレーキを採用している車種で使用されます。
イメージとしては、自転車のブレーキと似ています。
余談ですが、GSX1300R 隼は前輪に2枚、後輪に1枚のディスクブレーキがあるので、ブレーキパッドは3セット(1セットあたり2個入り)必要となります。
似たような部品でブレーキシューというものもあります。
ブレーキシューもブレーキパッドと同様にブレーキをかける時に必要な部品となります。
こちらは、ドラムブレーキを採用している車種に使用されます。
ブレーキパッドの交換時期
ブレーキパッドやブレーキシューの交換時期について記載します。
GSX1300R 隼で例を出すと、まず、矢印のあたりを覗き込んでみましょう。
見えづらいと思いますが、下図のようなブレーキパッドがディスクを挟むように設置されていると思います。
ブレーキパッドには「線」となる切り込みがありこの切れ込みが1mm以下であれば早急に交換する必要があります。
では、一体どの程度走ったら交換時期となるのかというと、一般的に概ね5000km~10,000kmと言われています。
しかし、ブレーキパッドは一概に距離で示すことが出来ません。
その理由はブレーキパッドはブレーキを使った分だけ徐々に削れていくからです。
そのため、ブレーキをほとんど使わない道で5000km走るのと、5000kmの道のりのほとんどを渋滞で過ごすのとではブレーキパッドの減りが違うのも当たり前といえます。
よく峠を走りに行く人はブレーキも多様することが多いと思いますので5000km未満であっても早急に交換が必要なレベルにまで劣化する恐れはあります。
賛否両論ありますが、ブレーキパッドは消耗品なので交換時期を少しでも遅らせたいと考えているのであればエンジンブレーキで減速し、最後にブレーキを使って止まるようにすれば節約にはなります。(この方法による良し悪しについては触れません)
ブレーキパッドの値段と工賃の相場
ブレーキパッドの種類も様々です。
Amazonなどで購入する場合は、大体3000円前後と言ったところでしょう。
バイクショップなどでGSX1300R 隼に適合するブレーキパッドを購入すると5000円前後してしまいます。
前述した通り、隼は前輪に2枚のディスクブレーキ、後輪に1枚のディスクブレーキがあるため、全部交換する場合は3セット購入しなければなりません。
バイクショップで購入することを前提とすると5000円×3セットで1万5000円ほどの値段になります。
自分で取り付けが出来る場合は、これ以上の料金はかかりませんが、やって貰う場合は工賃が必要となります。
1セットあたり1650円(税込)かかり、隼のようなカウル車の場合別途料金が発生する場合があります。
単純に3セットやってもらうとなると工賃5000円前後+ブレーキパッド3セット分1万5000円で2万円ほどかかります。
高いですね…