正直バイクをカスタマイズする意味ってある?

バイクのカスタムにあんまり興味ない私。
よく街中や高速道路のパーキングエリアまたはサービスエリアに集まっているバイクを見ると、カスタマイズされていないバイクなど存在しないに等しいくらい何かしらパーツが変わっている。

例えばマフラー交換はカスタマイズの筆頭とも言えるほど純正のマフラーを使っている人は少ない。
そこで思ったのが、バイクをカスタマイズする意味ってあるの?という疑問。
今回は、そんなバイクのカスタマイズについて記載したいと思います。

注意
・今回記載する内容はあくまで持論であり、考え方は人それぞれなので、真に受けないでください。
・消耗品に関することについては除外する。

バイクのカスタマイズの用途

一概にカスタマイズと言っても色々ある。
そこで主なカスタマイズの用途について以下に記載する

  • 同一車種でもそれぞれ個性を出せる
  • 転倒などにより発生する外装の傷防止
  • 燃費向上
  • 利便性向上

同一車種でもそれぞれ個性を出せる

同一車種・年式・カラー・ノーカスタム車のバイクが並んでいると、それはそれで圧巻だが何かが違うと注目を浴びる。
例えば、カウルをド派手なものにしている人もいれば、原形が無いくらい色々弄っている人もいる。
ある意味それは個性あるバイクなので、自分のバイクかどうか一発で見分けが付く。
“みんなと同じなんかつまんない”と思う人がこの手のカスタマイズを好んでやるのではないかと思っている。
一応言っておくが、別にそれに対して「良い・悪い」ということではない。
他者に迷惑をかけるようなカスタム(爆音マフラーや爆音スピーカなど)をしていなければ、何しようと良いと思う。

転倒などにより発生する外装の傷防止

いわゆるスライダーやエンジンガードがこの手のカスタマイズにあたる。

私も過去に立ちごけもしたり、カーブを曲がれず吹っ飛んだりして外装に大きな傷はいくつも作った経験がある。

GSX1300R 隼購入時は、消耗品以外は純正100%であることが美徳と思っていたが、このような経験から、バイクを買ったらスライダーやエンジンガードの取り付けは必須のカスタマイズだと思った。
また、GSX1300R 隼は、倒したらほとんどの確立でクラッチレバーやブレーキレバーが折れる。
折っては買って、折っては買ってを繰り返すならと、可倒式のレバーを買ってみたりもした。

性能向上

燃費やバイクの性能を向上させるカスタマイズもある。
それは、マフラーの交換などによる車体の軽量化や排気効率の向上だ。

マフラー交換によるメリット

GSX1300R 隼の純正マフラーは左右両方にあり、その重量は片側で7kg、両サイドで14kgあるそうだ。
マフラーを交換することで、車重が軽量化される。そのため、余分な燃料を使わなくて済むということ。
余分な燃料を使わなくて済むということは、燃費が向上することを意味する。
このことから社外品のマフラーに交換することで、車体を大幅に軽量化が可能である。

なお、車重の他にも排気効率の向上も期待できる。
純正品のマフラーよりも社外品のマフラーの方が排気効率いいように設計されていることがある。
排気効率が上がることで中回転域から高回転域にかけての吹け上がりがスムーズになることが期待できる。
吹け上がりがスムーズになると走行性能にもいい影響を与えるので、性能向上が見られる。

ホイール交換によるメリット

マフラーと同様にホイールを社外品に交換することで、車重を軽量化することができる。
なお、カーボンやアルミ合金などの素材によって軽量化できる重量も変わる。

また、ホイールを交換することで、ばね下重量を軽量化することもできる。
これにより車両運動性能が向上し、取り回しが格段に楽になる。
※ばね下重量=バイクや車についているばね(コイルスプリングやエアスプリング、リーフスプリングなど)の下に付いているパーツの重量のこと

ちなみに、ホイールを交換することでタイヤのサイズも変更することができ、サイズアップすることでグリップ性能も上がるとか?
(たまに車のタイヤばりのデカイタイヤを履かせたバイクもいるけどそこまでしたら曲がれないんじゃね…)

利便性の向上

バイクの利便性が向上するカスタマイズについて記載する。

例えば、今や必須ともいえるETC、スマートフォンの充電で必要なUSBの充電ソケット、冬場にはうれしいグリップヒータ、宿泊しながらのツーリングにもってこいのシートバッグやリアボックスの取り付けなどがこれにあたる。(と思う笑)
これらは、バイクの利便性を高めてくれるため、四季問わずバイクに乗るのが楽しくなる要素の一つと言える。

私は、スマートフォンをナビとして使っているので、USBの充電ソケットを後付けしている。
最近では、標準でUSBの充電ソケットが装備されている場合があるので、カスタマイズする必要がないものもある。
ちなみにGSX1300R 隼は標準でUSBの充電ソケットは付いていないため、後付けする必要がある。
もしかしたら、2021年あたりに発売されるであろう国内仕様の新型隼には付いているかもしれない。

ETCについては、取り付けない理由がないので取り付けた。

マフラーやホイール交換に関するデメリット

マフラー交換のデメリット

モノによっては、車検が通らなくなる。
音がうるさくなることがある。(輩が好きそうなやつ)
人によっては、振動が大きくなるという話もある。

ホイール交換のデメリット

ホイール交換は、直接変化を感じやすいパーツだ。
最初は、その変化に驚き感動するかもしれませんが、乗ってる内に異変に気づくことも。

例えば、地面に凹凸がある場所を通過したときなど。
ばね下重量を軽量化すると、車両運動性能の向上により取り回しが格段に楽になると言ったが、これが逆に仇となりピョンピョン跳ねてしまうこともあるようだ。(真偽は不明)
サスペンションなどを調節すればある程度解消するそうだが、ホイールを交換しただけの場合逆に違和感が出ることもあるそう。

個人的見解

以上のことからカスタマイズに関する個人的な見解を示す。

個人的には、利便性が向上するカスタマイズやスライダーのような外装の傷防止のためのカスタマイズは、バイクの楽しさを向上させてくれたり、バイクの破損をある程度防止してくれるため、カスタマイズをする意味はあると思っている。

逆にバイクのパフォーマンスに直接影響するマフラーやホイール、ドレスアップに近い電飾系のカスタマイズはやる意味を見出せない。
メーカがそのバイクを設計する段階で、これが最適であると判断したうえで作られているものに対して、マフラーやホイール等に手を加えるということは、いくら燃費や操作性能の向上が見られるとはいえ、バランスが崩れる可能性があるのでは?と思うところがある。
そのため、これらのカスタマイズのために大金をかけてまで車重を軽量化したり、燃費向上を図ったところで費用対効果があるのかが怪しい。
サーキット等で1分1秒を争うために極限まで軽量化を図るという目的があるならいいが、一般人が普通に乗る分には勿体ない。

そこに金をかけるならヘルメットやバイク用ジャケットなど身を守る系のものに金をかけるべきと考えてしまう。

冒頭でも記載したが、個人の見解であるため、真に受けないでほしい。
一個人が勝手に言ってるだけと思ってください。

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