あなたは大丈夫?爆音マフラーを付けると起こること

バイクは楽しい乗り物です。

ただ一部のライダーたちによって健全なライダー達は肩身の狭い思いをしています。

今回は一部のライダーによって迷惑を被っているバイクカスタムの筆頭「爆音マフラー」について記載したいと思います。

施設や通行が禁止される

注目を浴びたいのかどうなのかは分かりませんが、爆音マフラーを付けてそれを「カッコイイ」と思ってる人がいます。

遠くにいるときは普通でも近づくにつれて音が大きくなり最接近すると耳を塞ぎたくなるようなマフラーを付けているバイクは甚だ迷惑です。

近隣の住民にもその音が響き渡ることを配慮できない人が多くなると、バイクの駐車スペースを廃止されたり最悪の場合、バイクの通行が禁止される可能性もあります。

自分の首を絞めるだけならいいですが、健全なライダー達にも迷惑がかかりますので「自分が良いと思ってるんだから」と言わず車検対応のマフラーに交換しましょう。
もし車検が無いバイクの場合は後述する排気音量内のマフラーに交換しましょう。

爆音マフラーで空ぶかしされようものなら居心地も悪いですし、気分も悪いです。

処罰される

そもそも爆音マフラーは「違法改造」にあたります。
これは「道路運送車両法 第九十九条の二」に定められています。

何人も、第五十八条第一項の規定により有効な自動車検査証の交付を受けている自動車又は第九十七条の三第一項の規定により使用の届出を行つている検査対象外軽自動車について、自動車又はその部分の改造、装置の取付け又は取り外しその他これらに類する行為であつて、当該自動車が保安基準に適合しないこととなるものを行つてはならない。

これに違反した場合、どうなるのでしょうか。

道路運送車両法 第百八条」によると六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。」とされています。

ちなみに車検を通したあと元々の爆音マフラーに戻して走行し、違反が発覚すると整備命令が出されるようです。
その命令にも背いた場合は「道路運送車両法 第百九条」により「50万円以下の罰金」が命じられます。

つまらないことで大金無くしたり、社会的信用を無くさないよう合法なものを使いましょう。

排気音量

バイクの排気音量について詳しく書いてる記事がありましたので引用します。

近接騒音測定とは、測定器をマフラー端から後方45度の同じ高さで50cm離れた位置に設置し、バイクの最高出力が5000回転を超える場合には半分の回転数にして測定。最高出力が5000回転以下のバイクでは75%の回転数にして測定します。

音量の基準は50cc以下の原付一種が「79dB」、125cc以下の原付二種は「85dB」、250cc以上は「89dB」を超えない事とされています。ちなみに、80dBがパチンコ店内、90dBがカラオケ音の室内ほどの大きさと言われているため、パチンコ店やカラオケ店ほどの音量となっています。

一般的に電車が通過する高架下が100dBと言われています。
この基準に則していないマフラーを使っている人はそれ以上の音をまき散らしていることになります。

たまにTwitterなどで「排気音が大きくて捕まった(*ノωノ)テヘ」って投稿してるアホがいますが、法律云々よりそんなうるさいもの付けて走るなって思います。

さいごに

重低音を利かせた音が良いのは分かりますが、音が大きいとただただウザいです。

騒音をまき散らしたりすると地域の環境を破壊することにも繋がり、ツーリングスポットもどんどん減っていきます。
爆音が一人だけでも嫌なのに集団でいられると怖い人たちと思われますし、気分が良いものではなくなります。

もし爆音マフラーを付けているのであればどうか普通の物にしてください…

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